広島名物の「もみじまんじゅう」は広島土産として、もらうことがありますよね。しかも、もらう時に言われるのが「揚げもみじが美味しいんよ!」の一言。揚げもみじは現地でしか食べることが出来ないんです。
揚げもみじは「紅葉堂」が本物の正規店
揚げもみじが食べられるお店は「紅葉堂」だけですよ!にしき堂や山田屋などの王道のもみじ饅頭屋さんが販売していると思いきや、「紅葉堂」のオリジナルでした!宮島には紅葉堂本店と弐番屋の2店舗で運営しています。
店舗情報
店名: 紅葉堂本店
営業時間: 9:00~17:30 ※現在は営業時間に変更有※
定休日: 不定休
住所: 広島県廿日市市宮島町448-1
商品概要
価格: 各190円
・こしあん
サクッとした衣の中に、揚げてアツアツになった餡がトロッとしてます!
・クリーム
とろみのあるクリームが口に広がりますよ~!
・チーズ
すごくチーズ!お腹がいっぱいになるやつです。
・レアチーズ
買うのに勇気が必要…私は苦手。
・瀬戸田レモン
レモン風味が口に広がります。好き嫌いが分かれるやつ。
揚げもみじがマズイお店はニセモノ店
今では揚げもみじキットが売られているので、自宅でも食べることが出来るようになりました。広島で生まれて広島で育った私が言うのもなんですが…揚げもみじってマズイっていう記憶しかありません。
どうやら、ニセモノの揚げもみじと本物の揚げもみじが存在することが判明しました!え!どゆこと!?ですよね!
宮島の揚げもみじが出始めたころに、テレビでも周りの人も「美味しい!美味しい!」と言っていたんです。私は宮島の揚げもみじが気になって仕方なかったのですが、距離が遠く少し諦めていた時に機会が訪れました。
夏祭りが開催されて、屋台に「揚げもみじ」が販売されていました。価格は1個400円!(宮島では1個180円)「あ!揚げもみじじゃん!食べようや!」と、調子乗って家族全員分の合計6個も買いました。
ワクワクしながら食べたとき、もみじまんじゅうがベチャっとしたんです。揚げの衣が付いていなくて、素揚げ状態のもみじまんじゅうでした。当時は本物を食べたことが無かったので、「え…めっちゃマズイじゃん…油食べてるわ…」と気分が最悪でした。
兄弟姉妹4人で「もう食べれない…気持ち悪い…」と捨てるか悩んで捨てました。一番末っ子の弟は、顔を真っ青にして戻してしまってお祭りどころじゃなくなりました。夏祭りの最悪な記憶が「揚げもみじはマズイ」になった原因ですね。
揚げもみじは家でも作れます!
紅葉堂では自宅で作れる「揚げもみじキット」が販売されています。家で作るキットの中には、店舗で販売されていない味も入っています。店舗で販売されていない味は、「チョコレート」「抹茶」の2種類です。
揚げもみじでチョコレートって、ハズレが無いやつですよね。抹茶の揚げもみじは、大判焼きの抹茶味といったところでしょう。自宅で作ろうと思ったら、付属の粉を水と混ぜてもみじ饅頭を生地に絡ませて揚げます。
ズボラな私には向いていないので、作って食べるのが苦痛じゃない人は自宅でどうぞ!揚げるときに、ケチって少ない油で揚げると失敗してしまいますよ!必ずたっぷりの油で揚げるようにしてくださいね!
紅葉堂でイートインが良心的
宮島に仕事で行く機会があったので取材がてら散策しました。さすがに、シャッター街並みの休業ですね。フェリー乗り場で観光客が、観光案内の担当者とのやり取りが聞こえてきました。
観光客「お店がどこも休業ですが、あなご飯が食べられる開いている店は無いんですか?」
案内所「ん?あぁ…んーどっこも開いてないよ。たぶん。本土に帰って食べた方が早いんじゃないかな?」
…え?(笑)案内しないんなら、休めばいいじゃんー!と思ったのは私だけですか?!不親切な観光案内所もあったものですね。観光案内って、周辺施設の状況とか確認するもんじゃないんですか?働いたことないので分かりませんが。
現場まで歩いて行きましたが、見事に閉店休業。高級旅館も臨時休業なので、鹿さんたちもほとんど居ませんでした。どこも休業の中、「紅葉堂本店」「紅葉堂弐番屋」はニコニコ元気に営業中でした。
「はい!こんにちは~!食べてってね~!」とイケメンボイス。振り向くと超絶笑顔の小太りのおじさん(笑)。小太りの人が店頭に立っていると、なぜか全ての食べ物が美味しそうに見えるのって何なんでしょうね!